痴漢冤罪で想定しうる最悪のケースとは・当日編

  • 「痴漢の冤罪で前科がつくことはあるのだろうか。。。」
    「痴漢で留置場に入ったら会社はどうなるのだろうか。。。」

    痴漢冤罪で逮捕されたらその後どうなるのか、心配な方は多いだろう。
    以前は、容疑を認めず否認していると、逮捕されてから長期間留置場にとどめ置かれる傾向にあった。当WEBサイトのトップページでも述べさせて頂いたが、最近は少しずつ変わってきているようだ。

    しかし、痴漢冤罪に巻き込まれた場合の対策を考える場合に、最悪のケースを想定しておくことは有効となる。
    そこで、当WEBでは4回に分けて、痴漢冤罪で起こり得る最悪の事態について解説していきたいと思う。
    1回目の今回は、冤罪をかけられた当日の最悪のケースをお話ししよう。

    痴漢の冤罪が発生した日に現場の駅で起こりうること

    痴漢の冤罪はどのように発生するか。
    痴漢の場合、第三者に見咎められることもあるが、被害者女性自身に痴漢を疑われることが多い傾向にあると言えよう。
    腕を掴んで途中の駅で降ろされることもあれば、到着駅で下車した後に「痴漢したでしょう」などと声をかけられることもある。

    そして、その場を離れることができなかった場合、駅員を呼ばれるのが通常となる。
    駅員はその場で話し合うよりもまずは駅員室に来るよう促しますが、駅員室に行くとほぼ確実に警察を呼ばれる結果となる。

    私人(被害者)による現行犯逮捕があったとされない限り、警察が来てもまずは任意の事情聴取という形をとられる。
    警察としては、駅員室でやり取りを続けるよりも、まずは最寄りの警察署に任意同行を求めてくる。
    さて、ここでは任意同行と言ったが、だからと言って、これを拒否するのは並大抵のことではない。
    話を聞くだけなどと言って連行されると、多くのケースで逮捕につながるのが実情となる。

    痴漢当日、警察署で起こりうること

    警察署に連行されると、まずスマートフォンなどの所持品は警察に提出となる。
    家族とも連絡が取れない中、事情聴取をうけ、名前、出生地、仕事、そして肝心の痴漢をしたと認めるかどうか等が質問され、会話の内容は、供述調書という書面にまとめられ、最後に読み上げられて間違いがないことを確認すると署名押印する流れになる。

    疑われている痴漢の程度が悪質ではなく、容疑を認めており、生活もきちんとしている場合は、当日中に釈放されることも少なくない。
    ただ、最近は前科がなく、痴漢の程度に悪質性が認められない場合は早く釈放されることが増えているので、早く出たいからといっても、やっていないことは絶対に認めてはいけない。

    まず、痴漢冤罪であっても、駅員室に連れて行かれたらほぼ逮捕を意味すると覚悟しておこう。
    警察は、認めればすぐに釈放されるなどというかもしれませんが、諦めてはいけない。
    弁護士を呼ぶなどしてできるだけ早く適切な解決方法を取っていくことが必要となる。