建設廃棄物処理委託契約書において、自社運搬とは何か気になりませんか?
自社運搬というのは、自社で出したごみを自分たちの会社で独自に運搬して処理することです。
どの業者にも頼みませんから、間に介入する業者がいません。ですから基本的に建設廃棄物処理委託契約書が不要なんですね。
しかし業者に頼む場合には建設廃棄物処理委託契約書が必要になってくるので注意しましょう。
建築業界においては、「建設廃棄物処理委託契約書」という契約書がよく出てきます。
建設廃棄物処理委託契約書とはどんなものでしょうか?
インターネットからも無料でダウンロードできるのでしょうか?
ここで情報共有していきます!
エクセルで最新の記入例を確認する時や雛形や印紙はどこ?
建設廃棄物処理委託契約書の書き方がわかならない場合は、記入例を見てみましょう!
もちろん用紙に押印する必要があります。
印紙は貼るか?
貼ります。双方で負担して貼ります。
建設廃棄物処理委託契約書はどうして必要なの?
廃棄物処理法で定められているからです。
その法律によると、排出業者は、ご家庭内で出る一般廃棄物については規定がないのですが、産業廃棄物については、収集運搬の処分について契約書を交わす義務があります。
産業廃棄物というのは、工事現場や工場から出るゴミです。
このゴミを処分するにあたっては、ゴミ収集の業者に依頼するのが一般的でしょう。もちろん自社で収集し、処理してもいいのですが、その場合には建設廃棄物処理委託契約書は不要です。
建設廃棄物処理委託契約書はあくまで、業者に依頼する時に必要になるんですね。
建設廃棄物処理委託契約書には、契約書の締結義務を記載しています。
排出業者は、反業廃棄物については建設廃棄物処理委託契約書を締結する義務があるということです!
もし怠った場合にはペナルティがあります…。
ですから無視できないのですね。
もし建設廃棄物処理委託契約書を結ばないで産業廃棄物処理をした場合、3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金が科せられます。
例えばですが、工場から出た廃棄物を、無断で海に流してなかったことにするのも
違法です。たとえ許可を得ようとしても認められませんが…。
海への不法投棄は環境問題にも影響してきて、現代の問題の一つになっています。
産業廃棄物処理について、免除規定はありません。
ですから、規則を少しでも破ったらアウトなのです!
建設廃棄物処理委託契約書については慎重にならなければなりませんね。
面倒だからといって怠っては大変なことになるのです!
建設廃棄物処理委託契約書はどのくらい保存しておくの?
建設廃棄物処理委託契約書には保存義務があります。
処理が終わったからといって破棄していいものではありません。
目安としては、5年間の保存です。
e文書方によって、電磁的方法により建設廃棄物処理委託契約書を作成し、保存する方法も
認可されています。
建設廃棄物処理委託契約書は作成されてる?
作成されています。
きちんと法律を守っている業者がほとんどです。
建設廃棄物処理委託契約書を書く際には、東京都環境局が作成せいているモデル契約書を参考にして作成しているケースが多いようです。
pdf様式を無料でダウンロードする時の流れ
建設廃棄物処理委託契約書の書式はネットからも無料で入手できますが、不可欠な記載事項が漏れていないか確認しておく必要があります。
たいていの建設廃棄物処理委託契約書のひな形は、スポット契約ではなく、継続的な契約を想定した契約内容になっています。
そのため、契約途中に記載事項が変更になることもあるでしょう。
この時、排出業者の事務処理が負担になる場合があるので注意しましょうね。
合理的な建設廃棄物処理委託契約書の作成が必要です。
自由にダウンロードするならこちら
エクセル形式でダウンロードができます。